2023.8.1
グラインダーとサンダーの違いは?それぞれの特徴とオススメの種類・選び方を解説!
研磨・研削を行う工具として「グラインダー」と「サンダー」がありますが
”名前が違うだけで同じもの”という認識の方も少なくないのではないでしょうか。
これらの工具は、実は扱う材料や目的・用途もまったく違います。
なので今回は、「グラインダー」と「サンダー」の違い、適した用途と材料を分かりやすく解説します!
また用途ごとにおすすめの研磨工具の種類もお話しします♪
グラインダーとサンダーの違い
特徴
研磨・研削をするという用途は同じですが、グラインダーは砥石を回転させて使用するのに対して
サンダーはサンドペーパーを取り付けたパッドを回転させて使用するという違いがあります。
砥石を使っているグラインダーの方が研磨力は高めになります。
扱える材料
グラインダー:木材、金属、石、コンクリート(硬いもの向き)
サンダー :木材、金属(広い範囲向き)
得意とすること
グラインダー:金属のバリ取り作業
石材の切断などの作業
サンダー :素材の表面をなめらかにする研磨作業
塗装や錆落としなどの作業
グラインダー用途別おすすめの種類
グラインダーにも種類があり、それぞれ特徴があります。
■ディスクグラインダー:金属の切断、金属・木材の研磨
■コード式(変速)ディスクグラインダー:金属の切断・研削・研磨
■エアーグラインダー:細かい作業向き。金属等の研磨・研削・修正・仕上げ
■ベンチグラインダー:金属の研削・研磨・バリ取り。金属、プラスチックのツヤだし。
オールラウンダー!ディスクグラインダー
●SK11 ディスクグラインダー 700W SDG-700AC
【用途】
金属の切断、木材・金属の研磨、サビ落とし、塗装落とし作業。
【特徴】
金属の切断、研磨作業、木材の研磨作業に最適です。
握りやすく、疲れにくい5mm細径グリップです。
しっかりと安定して作業ができるサンドハンドル付きです。
鋭利な切削くずが侵入してもモーターが傷付きにくいコーティングモーターを採用しています。
低温下でも柔軟性を維持し、取り回しの良いソフトコードを採用しています。
細かい作業に!エアーグラインダー
●E-Value エアーグラインダーキット ADG-1020K
【用途】
金属などの研磨・研削、修正・仕上作業等。
【特徴】
ゴムグリップ採用で、冬場でも冷たくなりにくく、握りやすくすべりにくいので作業性抜群です。
排気が気にならない後方排気式です。
細かい作業に最適な、軽量コンパクト設計です。
工具のお手入れにも!ベンチグラインダー
【用途】
金属の研削・研磨・バリ取り。
【特徴】
金属・プラスチックのツヤだし・各種金属の研削・道具の手入れから工作・ホビーに用途は色々です。
砥石によるバリ取り・研削作業、バフによる研磨・ツヤ出し作業が机の上でできます。
屋内でも作業できる低振動・低騒音設計です。
サンダー用途別おすすめの種類
サンダーにも種類があり、それぞれ特徴があります。
■ランダムサンダー:木材・金属・プラスチックの、研磨・塗装はがし・金属の錆落とし
■パームサンダー:木材・金属類の表面・コーナー仕上げ研磨
■ベルトサンダー:細かい研磨作業向き。金属の加工・溶接処理・塗装はく離
■オービタルサンダー(コード式):木工仕上げの磨き、塗装面の研磨
■スピンドルサンダー:木材の曲面研磨
オールラウンダー!ランダムサンダー
【用途】
木工・金属・プラスチック製品などの研摩作業・塗装はがし、金属製品の錆落し。
【特徴】
集塵機能内蔵です。
取り替え簡単マジック式ペーパーです。
偏心運動+回転運動により、スピーディで美しい研磨作業ができます。
握り心地が良く、手になじむラバーグリップです。
円形パッドは曲面の研磨作業もできます。
コーナーで差をつける!パームサンダー
●SK11 10.8Vパームサンダー本体 SPS-108V-15RL
【用途】
木材・金属類の表面・コーナー部の仕上げ研磨作業。
【特徴】
人間工学に基づく操作性、作業性を重視したデザインです。
材料表面の研磨作業だけでなく、パッド先端部で狭く小さい部分やコーナー部の研磨作業が可能です。
バッテリー残量表示LED灯を装備しています。
白色LED作業ライト機能付きです。
ベルトドライブ採用で、ギア式と比べて低騒音・低振動です。
小物の研磨に!ベルトディスクサンダー
【用途】
非鉄金属・木材などの小物研磨。
【特徴】
ベルトサンダーとディスクサンダーの1台2役です。
大型100mm幅のベルトペーパー採用、またディスクペーパーはマジックテープ式で交換が簡単です。
ベルトサンダーの研磨台は水平・垂直どちらでも作業できます。
ディスクサンダーのテーブル角度を調整すれば木材の角度削りが可能、また、ベルトサンダーの先端部で内丸面の研磨も可能です。
付属のダストノズルを併用することで集塵機と接続できます。
まとめ
研磨系の工具としてグラインダーとサンダーが使用されていますが、どちらも「サンダー」と呼ぶことがあります。
そのため初心者の方などは混同してしますこともあると思いますが、基本的にはサンダーはサンドペーパーを使用する工具のことを指します。
また、似たような工具で「ポリッシャー」というものもありますが、これは円形のブラシ・パッドを回転させることで床の洗浄や古いワックスの剥離作業を行う”清掃”のための電動工具です。
つまり、サンダーもグラインダーもポリッシャーも全て利用するシーンが違うため、購入・使用の際は注意しましょう!
切断・研削・研磨はダイヤモンド工具とも呼ばれ、電動ディスクサンダー工具に取り付ける事で
コンクリート・レンガ・石材・タイル等の切断・研削、塗膜はがしなどに使用します。
建索ショップでは、幅広いラインナップを取り揃えています♪
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