2023.11.10
モルタルの練り混ぜに使う「ハンドミキサー・かくはん機」用途によって使う羽根が変わります!
モルタルの施工に必要な道具として、コテなどの左官道具がまず出てくると思いますが
その他にも欠かせない道具があります。それが、モルタルや塗料の撹拌(かくはん)に必要なミキサー・かくはん機!
ミキサー・かくはん機の「羽根」と呼ばれる部分は様々な種類があり、材料や用途によって適した羽根が違います。
今回は、色々な種類のかくはん羽根と、オススメ商品を紹介したいと思います。
練り混ぜ機械の名前
■ミキサー:材量が多い時に使用します。ドラム型の容器を回転(または、中の撹拌羽を回転)させて練り混ぜる機器。
■ハンドミキサー:少量の場合に使用します。手で持って扱える小型のミキサーです。
■かくはん機:液体と液体、液体と固体を均一に混ぜ合わせる機器。ハンドミキサーと同じ意味で用いられます。
用途別の種類
まず、用途によって適したモノが変わってくるのが「羽根」です。
材料はもちろん、低速・中速・高速などの回転速度、液同士の混合か液と粉体の混合かなどにより適した羽根があります。
その他にも、ハンドミキサー等は使用場所によって適するモーターの種類があります。
モルタルに適した羽根の形
アンカー:少量の高粘度液体の混合など、低速回転の撹拌に適している。側・低面部への材料の付着防止効果。
リボン:高粘度液体の混合など、低速回転の撹拌に適している。
ディスパー:低粘度に適している。個体粒子と液体の撹拌による分散。
塗料に適した羽根の形
パドル:液体と液体の混合、温度均一、スラリーの沈殿防止に適した最もオーソドックスな撹拌羽。
プロペラ:汎用性の高い形状で、強力な軸流と上下循環流により、循環流を形成する。
タービン:液体と液体の混合、ガスの分散、粉体の溶解など高速回転の撹拌に適している。
※塗料に適しているだけで、モルタルに使用できないわけではありません。
モーターの違い
電機モータ式:一般的な駆動方式。
エアモータ式:小型・軽量でパワーがある。防爆環境で使用。エアー配管またはコンプレッサーが必要。
マグネット式:サニタリー性やクリーン度が求められる場合に使用。容器を密閉した状態での撹拌が可能。
商品紹介
こんな商品が欲しかった!そんなお声を頂いた商品を紹介します。
ハンドミキサー
友定建機 ハンドミキサーTL-11(Gセット)
モルタル用 かくはん羽根
友定建機 かくはん羽根(TH-150)ステンレス
低~中高粘度のモルタルに適した、ディスパー型翼。
最も汎用性が高く、幅広いモルタルの練り混ぜに多く使われてるかくはん羽根です。
友定建機 かくはん羽根(TR-140G)メッキ
- 3枚らせん羽根が混練、かくはん作業の効率アップ
・ペール管の周囲、底辺までまんべんなく混ぜ合わせます。
・滑らかな回転が、かくはんスピードの向上と作業者の疲労を軽減します。
・安定した操作で材料の飛びハネを軽減しました。 - さまざまな材料のかくはんに応用できます
・ミキサーの回転速度に応じ、低粘度から高粘度まで広範囲の使用が可能です。
(ハンドミキサーの説明書をご覧ください。) - 耐久性は抜群
・強固な形状の採用で、今までのかくはん羽根に比べて耐久性が大幅にアップ!!
塗料(モルタル)用 かくはん軸羽根一体型
SK11 ペイントミキサーL六角軸28 SPM-4
一斗缶の穴から直接入るタイプの便利なカクハンブレード!
ロングバー、ダブルブレードですので一斗缶の隅々まで効率的に撹拌できます。
インパクトドライバー6.35六角軸に直接に取り付けて塗料などの撹拌が簡単にできます。
SK11 ペイントミキサー 六角軸60 SPM-3
スパイラルタイプの羽根になっており、強力に撹拌作業ができます。
インパクトドライバー6.35六角軸に直接に取り付けてモルタルや塗料などの撹拌が簡単にできます。
2023.10.11
『水中モルタル』と『止水モルタル』の違いを解説!水中のコンクリート補修…
前ページへ
2023.12.1
高性能植木鉢『ルートプラスポット』とは?詳しい特徴・性能と使い方を解説…
次ページへ